グッピーが来た!!
前回のエントリーに書いたように、突然水槽を立ち上げてから2週間程が経ちました。ここまで全員落ちることなく無事生き延びたので、新たにグッピーをお迎えすることにしました。
うちの水槽の水質は試験紙で計るとpH 6.4ぐらいの弱酸性らしいのですが、グッピーは本来弱アルカリ性の水を好むんだそうです。ただ、国産のグッピーは日本の水に合わせて弱酸性で飼育されていることが多く、弱酸性の水でも何とかなるそうです。
で、グッピーにはいろ〜んな種類があるのですが、とりあえず、一番オーソドックスなグッピーだという「レッドグラス グッピー」の国産ブリード(養殖モノ)のペアにしてみました。
注文した翌日の午前中には水とグッピーを入れたビニール袋が発泡スチロールの箱に入って家に届きました。何時間か掛けてバケツの中で水温合わせと、水質合わせを行い水槽に入れてやりました。
こちらがオスです。
こちらがメスです。
入れた直後はオスの尾鰭がやっぱり目立つのか、カージナル テトラがいろいろとちょっかいを出していましたが、小1時間で収まりました。
メスはオスと比べて体長はあまり変わりませんが、オスは尾鰭が体長の半分を占めるのに、メスの尾鰭は普通サイズなので体はオスより2周りぐらい大きく見えます。
そのためか、カージナル テトラもメスにはあまり手を出さず、悠然と水槽の真ん中を泳ぎ回っていました。
ただ、カージナル テトラの方が落ち着いてくるとグッピーのオスがメスをだいぶしつこく追いかけ始めました。
メスは最初は我関せずという感じでしたが、途中からだいぶウザがっているようでした。
グッピーは基本的に上層を泳ぐんだそうですが、どうも家では上層と中層を行ったり来たりしています。家の水槽は高さが26cmしかないので、もっと大きい水槽では家の中層ぐらいの深さでも十分上層なんでしょうね。
ひとつ困ったのがこの水槽の水中ポンプの排水口にはエアレーション キットというのを付けていて、水と一緒に泡が出るようになっています。(一般的には「ディフューザー」という物のようです) ただ、泡を出すためにはかなり水流を強くしないといけません。
カージナル テトラはあまり上層に来なかったので、これまでは問題ありませんでした。ところがグッピーは上層に来ると魚の本能なのか、この水流に逆らって泳ごうとするのですが、全力疾走という感じで力を使い果たしてしまいそうです。
そこで、ポンプの水流を弱めてやることにしました。
泡は出なくなってしまいますが、調べて見るとエアレーションと言うのは泡の中の空気が水に溶け込むわけではなくて、泡が水面で破裂することで水面が揺れ、空気と接触する面積が静かな水面より増えることで、空気が水に溶け込む量を増やすものなんだそうです。
実際には泡は出ていなくても、水の循環さえしっかり出来ていて、下層の酸素が少なくなった水を水面まで持って来れていれば、酸素が足りなくなることはあまり無いそうです。
今のところ魚が水面に上がって来て、口をパクパクしたりはしていないので、しばらくこのままで行こうと思います。
ということで、とりあえず無事、グッピーを家の水槽にお迎えすることが出来ました。