ジェイムズ・P・ホーガン 死去・・・
ジェイムズ・P・ホーガン氏がお亡くなりになったそうです。(東京創元社のお知らせ)
プロレスラーのハルク・ホーガンではありません。SF作家のジェイムズ・パトリック・ホーガンです。
先日、映画「アビス」のノベライズの話でオーソン・スコット・カードのことをちょこっと書きましたが、カードと同じかそれ以上に好きなSF作家でした。
この人のお話は基本的にハードSFなので、普段SF小説を読まない人には取っつきにくいところがあると思いますが、SF小説がSFであるために必要な「センス・オブ・ワンダー」を最も感じさせてくれる作家だったと思います。
以下、個人的なタイプ別お勧め作品です。
- ミステリーが好きな人に → 「星を継ぐもの」シリーズ
- スーパー科学者に成りたかった人に → 「創世記機械」
- シュタインズ・ゲートに嵌った人に → 「未来からのホットライン」
- ロボット好き、もしくは遺伝的プログラミングに興味がある人に → 「造物主の掟」シリーズ
- 人工知能の行き着く先に興味がある人に → 「未来の二つの顔」
- ユートピアの実現方法を考えたことのある人に → 「断絶への航海」
- 仮想現実で暮らしたい人に → 「仮想空間計画」
他にもたくさんの小説を残されていますが、とりあえずここまで。ご冥福をお祈り致します・・・