銃火器の整理整頓

最近、1/6のフィギュアに持たそうと思って「バズーカ名鑑」というシリーズからいくつかバズーカを買ったのですが、出来はまあ値段なりなのですが、これのディスプレイ用に付いてくる台がなかなか良いです。

映画とかでたまに出てくる、パンチング ボードにフックを付けて銃火器を引っ掛けるようなイメージになっていて、上下左右に連結することが出来るようになっています。

1/6の武器類をちょこちょこ買っては箱に溜め込んでいたのですが、それらをディスプレイするのに調度良さそうです。しかし、そのためだけにバズーカ名鑑を買いあさる分けにも行かないので、自作することにしました。

最初は本物のパンチング ボードから探していたのですが、穴の間隔が広いものしかなくて適当なものがありません。そこでいろいろ探してみった結果、こちらで穴あきの塩ビ板を見つけました。本当は何のために使うものか分かりませんが、穴が3.5mmで間隔が7mmとかなり細かいです。

フックの部分は同じ店で3mmの透明アクリルの丸棒を買って、加工することにしました。

2,3日してモノが届いたので製作開始です。

まずはアクリル棒をペンチの刃の部分で適当な長さに切り飛ばして、一方をアクリル用のヒーターで温めて90度に曲げてやります。

アクリル用のヒーターは以前、アクリルの板を曲げるときに買ったものですが、これは「原価数百円なんじゃないか?」というシロモノなのに数千円するので、棒を曲げるだけならハンダゴテやホット プレートで何とかした方が良いでしょう。それにアクリルに拘る必要は無いと思うので、プラ棒にすれば加工が楽だと思います。ちなみに、アクリル板を曲げるのはホット プレートでは無理でした。



そして塩ビ板に差し込む側は、端から多少離れたところを温めてペンチでつぶし、ちょっと太くしてやります。元々、穴の方が0.5mm大きいのでこうしてやると、押し込むことで一応固定することが出来ます。上下にはちょっとグラグラしますが、そう重い物を載せるのでもないので何とかなります。

きっちり嵌めたい人は、逆に4mmの丸棒を買ってサンドペーパー等で削ったほうが良いかもしれません。

最後に壁にフックを付けて吊るしてやったら完成です。箱に溜めてあった武器類を飾ってみたら一発でいっぱいになってしまいました・・・orz



もうひと回り大きい板にすれば良かったとも思いますが、あまり大きくすると今度は重さで壁のフックが心配になって来るし、将来場所を移すときにそんな大きなスペースを確保することが出来ない可能性もあるのでこの大きさで良しとします。

それにスペースが空いてると埋めるために、また買ってしまいそう・・・