ミドリフグが来た!!

先日、東急ハンズの熱帯魚コーナーに立ち寄ったところ、そこにいた「ミドリフグ」という魚をえらい気に入ってしまいました。



◎ミドリフグ Sサイズ(汽水)(1匹)

◎ミドリフグ Sサイズ(汽水)(1匹)
価格:550円(税込、送料別)


見た目はどちらかというと「キモかわいい」系ですが、ちょっと不服そうな顔をしながら水槽の中を上下に行ったり来たりしている様子が最高に可愛いです。

ただ、問題はこの魚が淡水魚ではなく、小さい時は川と海の水が交じり合った汽水というところに棲む魚だと言うことです。

先日、立ち上げた60cm水槽にはまだ余裕がありますが、淡水なのでミドリフグを一緒に飼うことは出来ません。

しかし、以前コリドラス・ハブローススを飼っていたコトブキのデータ水槽という20cmキューブぐらいの水槽が、コリドラスを60cm水槽に移したため空いています。

元々、海水魚は淡水魚と比べると海水を作ったりする必要があり手間が掛かるのでやる気は無かったのですが、ここはミドリフグのために新しく水槽を立ち上げることにしました。


それがこちらの水槽です。





底砂は「ばくとさんど」というライブサンドを敷いて、ライブロックをいくつか入れてやりました。人工海水の素は水槽が小さいのでチャック付きの袋に小分けされていて使い勝手が良さそうだった「ブルーマリン」というのにしてみました。



しかし、既にここで大きな失敗をしていました。

ライブサンドやライブロックというのは、あらかじめバクテリアが定着した砂や岩で、本来はバクテリアが増えて定着するまで1ヶ月ぐらい待つ必要があるのを省略できるという物なのですが、実は海水専用で汽水では使えないそうです。(注文してから気がつきました)

そこで、今回は仕方が無いので汽水でなくて海水で飼うことにしました。

上にも書いた様にミドリフグは汽水で飼うのが普通なのですが、大きくなると海水に移行するので幼魚のうちから海水で飼うことも出来るそうです。

そうして、水槽を立ち上げて2,3日してからミドリフグをお迎えしてきました。

買う時は水槽に何匹かいる中で一番元気良く上下に泳いでいて、背中のミドリ色が鮮やかなのを選んできました。

店では汽水で買われていたので、4時間ぐらいかけて海水を徐々に点滴してやったところ無事、海水に移行してくれました。

それが、こちらの写真です。





・・・失礼しました。

ミドリフグは常に動いていて写真を撮るのが中々、難しいです。






体長は2,3cmぐらいです。エサを食べたばかりなので、お腹がポッコリと膨れています。普段はもっとスリムです。

エサはクリルという小さなエビを乾燥させたものと、カーニバルという大型肉食魚用のエサをあげています。



毎日、ピンセットで手ずから食べさせてあげてますが、中々すごい勢いで引きちぎるので「肉食魚だな〜」という感じです。


小さい水槽だと海水は淡水よりも水質を維持するのが難しいそうなのですが、今のところ週に1回 500mlぐらい換水していて、水質は維持できているようです。


ミドリフグは長生きすると数年で10cmぐらいになるそうなので、最後までこの水槽で飼うことは出来ないと思いますが、その時はグッピーのメスが暮らしてる30cm水槽と入れ替えてやりたいと思います。