この娘は五月人形

今年も5月5日のこどもの日がやってまいりました。去年はこの娘にちょっとボーイッシュな格好をしてもらっただけでしたが、今年は本格的に「五月人形」になっていただきました。







身に着けているのは、童友社というメーカーが出している1/4スケールの甲冑のプラモデルです。





何を探していた時かは忘れましたが、この商品がふと目に入って「1/4サイズだったら、この娘が着れるんじゃないのかな?」と思ってしまったんですね。

定価だったらとても試しに買ってみる気にはなりませんでしたが、この時はたまたま投売りされていたので買ってしまいました。

実際に着せてみるとこの娘にはちょっと大きいですが、まあ許容範囲ですかね。

加藤清正」の「金小札色々威片脱胴具足」という鎧だそうです。戦国時代の鎧と言うと「黒」というイメージがありましたが、こんなおしゃれな鎧もあったんですね。

あでやかな色使いといい、アシンメトリカルなデザインといい、作った人のセンスの良さが伺えます。

「袖」(肩の部分のプロテクター)の小札や組紐も左右で色が違います。



 


戦国BASARAの鎧みたいなのも実際にあったのかも知れませんね。


しかし、作るのはかなり大変でした。自分はたま〜にガンプラを素組みするぐらいで、接着剤も普段は使わないのですが、この鎧は接着剤を使いまくりです。

しかも、「草摺」(腰回りに前後3枚ずつある板)は同じものを6組も作らないといけません。

ちなみに、1組作るには5枚の板に合計26個の部品を接着し、2本の紐を通して組み上げ、最後に胴から吊るすための17本の細い紙(揺ぎ糸)を貼り付けないといけません。それが6組分です。

ここだけで製作日数 3日ぐらいかかってます・・・(T_T)

ただ、塗装はほとんど行わなくても、部品が色分けされているので組み立てるだけで、写真の状態になります。唯一、草摺の下の方の赤い点だけ、ガンダム マーカーで塗ってます。(本当は紐なんでしょうけど)

あと、左右の黄緑とオレンジの袖の部分は本物は布なんでしょうが、紙製になってしまっているのがちょっと残念なところです。


それから、このプラモデルには兜もついているのですが、残念ながら小さくてかぶれません。(仮組みなのでテープが見えてます(^^;)




「南無妙法蓮華経」と書いてあります


リアルの人間と比べると頭が大きいですからね。1/3サイズなら大丈夫かな?


それから、日本刀はこの鎧には含まれていません。別途購入した、同じく童友社の「日本の名刀」シリーズの豊臣秀吉の刀になります。





加藤清正とは全然関係ありませんが「色が赤」というだけで、これにしてしまいました。

これは1/3サイズなので、この娘と比べると明らかに大きいです。どこかに1/4サイズの日本刀はないものですかね。





あと、鎧の下に着ている着物や草履も別に購入したものです。


ところで、作ってる時に始めて気がつきましたが、肌色の胴の部分は「片脱胴具足」の名前の通り、裸の体を模しているんですよね。

それも、リアルな老将のたれパイのモールドに乳首まで付いています。女の子に着せる鎧では無かったかもしれません。(^^;


それでは、最後に




「問おう。 貴方が、私のマスターか?」


MDD用のセイバー ドレスってどこかに無いですかね?